女性としてふっくらとした胸に憧れるという人もいるのではないでしょうか。できれば、豊胸手術ではない方法で大きくしたいという人は、ヌーブラの力を借りるのはいかがでしょうか。簡単に取り外しができますし、自分好みの理想の胸を作ることができます。
ですが、ヌーブラを使う時にはおさえておきたいポイントや注意点があります。そこで、どのようにつけたら効果的なのかについて詳しく解説します。
ヌーブラで豊胸するためには、まずは正しい使い方を知ることが必要です。
まず大切なことは、ヌーブラを付ける前には胸元を綺麗に洗っておくことです。ヌーブラの吸着力でも、肌表面に皮脂や汚れがあったりしてはせっかく付けてもすぐに外れて落ちてくる可能性があります。
できればヌーブラを付ける時には胸元を綺麗に洗い流すか、濡れたタオルで拭くなどをして肌表面を清潔にしておきましょう。そして、乾いたタオルでしっかり拭いてからヌーブラを片方づつ胸に付けます。この時、アンダーバスト部分にヌーブラを当ててから装着するようにすると綺麗に付けることができます。
しっかり両方の胸にヌーブラを付けてからフロントホックを留めます。そして、正しくヌーブラを付けるためにはサイズについても知っておく必要があります。ヌーブラにもブラジャーと同じようにAからEまでと幅広いサイズがあります。
ですが、そのサイズの選び方はブラジャーと同じではないのです。なぜかというと、ヌーブラにはアンダーやトップを意識する必要はないからなのです。そのため、ブラジャーと同じサイズを購入するとサイズが合わずブカブカになってしまう恐れがあります。
ポイントは、普段のカップサイズよりも1つ下のサイズを選ぶと良いでしょう。胸のカップサイズにピッタリとフイットして、ずれたり落ちたりしづらくなります。
ヌーブラで豊胸するためには、ヌーブラの種類にも注目してみましょう。ヌーブラというのは、すべて同じというわけではありません。選び方によっては、その見せ方が大きく変わる可能性があるのです。綺麗な谷間を簡単に作りたい時には、レースアップタイプを選ぶと良いでしょう。
胸の中央にある紐を引っ張って調整するだけで、自分の理想的な胸元に近づけることができます。ですが、谷間よりも胸全体をボリュームアップしたいという時には、ワイヤー入りのヌーブラにすると、大きく形が良い胸を作ることができて、形も崩れません。
胸が小さくてどれだけ寄せてもさほど変化がないという時には、肉厚パットを使用したヌーブラが必要になります。胸パットの形は柔らかくふっくらとしているので、服の上から見ても自然な胸元を演出することができます。
どの素材のヌーブラを使うかによって豊胸の度合いも変わってきます。谷間のボリューム感をアップしたい時や、胸を普段よりも大きく見せたい時、更には本来の胸よりもサイズを大きく見せたいという時など、目的に合わせてヌーブラを選ぶことが大切です。
ヌーブラは、ただ普通に付けるだけでは胸のボリュームをアップすることが難しいという場合もあります。そんな時には、付け方にコツがあるのです。大切なことは、胸の周辺の肉をできるだけ集めておくことです。この時に、直立したままでは肉を集めることが難しくなります。
集める時には、まるでお辞儀をする時のように上半身を曲げることが大切です。お辞儀により体が傾き、胸に背中の肉が下がってきて、胸にボリュームを付けることに繋がります。また、ヌーブラを付ける時には、下から上へと掬い上げるようにすると、ふっくらと柔らかなバストを作ることができます。
ですが、背中や胸の周辺に肉がないスリムタイプの人だとお辞儀のポーズをしても肉が集まらないという時があります。そういう時には、ヌーブラを重ねて付けるという方法もあります。その時には、最初にベーシックなシリコンタイプを付けて、後から肉厚パットタイプを付けると良いでしょう。
2枚重ねることでボリュームも倍増して胸を大きく見せてくれます。
ヌーブラで豊胸する時には注意点もあります。ヌーブラは汗や水で濡れてしまうと粘着力が薄れてしまう可能性があるのです。たとえば、ヌーブラをしたままの状態でジムなどで運動をした場合、大量の汗をかいた時にヌーブラが外れてしまう可能性があります。
また、激しい運動をするとその振動でヌーブラがズレてしまうことも考えられます。ヌーブラをしている時には、激しい運動は避けてできるだけ汗をかくような行動は慎むことが大切です。そして、ヌーブラを付けている時の注意点として、あまりにも寄せすぎないということです。
できるだけ胸を大きくしようと考えて真ん中に胸を寄せ集め過ぎないということです。豊胸は単に胸が大きく見えれば良いというわけではありません。形を良く見せるためにも、真ん中へ集める時は、ほどよい力加減を心がけるようにしましょう。
コツとしては、鏡で確認しながら調節をすると無理なく形が良いバストを作ることができます。
豊胸のために必要なヌーブラですが、アフターケアが悪かった場合、粘着力が薄れてしまい同じような効果が得られない可能性があります。肌から外した後のヌーブラは皮脂や汚れが付いているので、洗っておくことが大切です。
ですが、この時に勘違いしてしまいがちなのが洗濯用洗剤で洗うということです。洗濯用洗剤に含まれる柔軟剤がヌーブラの粘着力を弱めてしまう可能性があるので、洗う時には固形石鹸を使い、洗濯機ではなく手洗いすることがおすすめです。
そして、洗う時には粘着面に傷が付かないように優しく洗うことが大切です。そして、洗った後は干して乾かすようにしましょう。この時に注意したいのは、タオルなどで水滴を拭き取ってしまうということです。タオルで拭き取ってしまうと粘着力が弱くなってしまう可能性があるので、避けるようにしましょう。
また、洗濯機を使うとホックの部分が壊れる可能性があるので、洗濯機には入れないように気を付けましょう。そして、乾いた後の保管方法にも気を配ることが大切です。ヌーブラの粘着部分にゴミなどが付くと粘着力が薄くなるかもしれません。
洗った後はサランラップに包み、粘着部分を守ることで次に使う時には粘着力が損なわれることはありません。